(続)どうして探偵から弁理士に?
なぜ、探偵から弁理士になったのか?(其の三)
前回、光ケーブルの導通試験は10分程度で終わると言いました。
でも、その当時(2006年頃)、携帯電話の新局は、
広島県で言えば、
市内中心部からかなり離れた地域に設置されます。
移動時間が往復2~3時間というのはザラでした。
広島県外となると、もっとかかりますし、
試験開始予定時刻によっては、現地宿泊となります。
これには、理由があります。
まず、携帯電話の基地局を新たに立ち上げるということは、
まだ、その基地局周辺に電波が提供されていない・・、
つまり、昔よくあったと思いますが、
例えば車で走行中に電波が途絶えて、
通話中の電話がブチっと切れてしまうなどの事象・・・、
そう、あれです。
(20代以下の若い人や、都会暮らしの人は分からないかもしれません(^^;)
携帯電話が当たり前になり、
例えば800MHz帯における人口カバー率が98%になっている現在では、
当時に比べたらそういった事象は、少なくなっているのかもしれませんが、
その当時は、まだ電波的にカバーされていないエリアがたくさんあったので、
ブチっと切れてしまう事象はよくありました💦
そういうエリアを無くす目的で、新たに基地局を建てるのです。
そして、そういうエリアは総じて山奥などが多いです。
山奥は、普通、都市部から離れています。
つまり、新たに基地局が設置される場所は、
広島市中心部(にあった派遣先会社の拠点)からは遠いところになります。
そういう事情なので、移動時間は長くなりますし、
場合によっては現地宿泊となるわけです。
そして、
現場(新局)に行くには、測定器や工具などを載せた
作業車で移動するのですが、
作業車の運転をするときは、
もちろん運転に集中しなければなりません。
一方で、同乗しているとき、その移動時間は
空き時間になります。
現地宿泊するときは、試験がスムーズに終了すれば、
すぐにビジネスホテルに直行するため、
もっと空き時間が増える場合が
往々にしてありました。
同僚の中には、現地のパチンコ店に行ってしまう人もいましたが(笑)、
私の場合は、
その空き時間を利用して、
電気系の資格を取りまくっていきます(笑)
別に自慢しているわけではありません。
とにかく、何かにとりつかれたかのように
資格を取ることに必死になっていました(^^;
当時、まだ長男(現在中1)が生まれて間もなかったので、
派遣業のままではいけないと必死だったのかもしれません(^^;
最初は、第1級陸上特殊無線技士、
次に、第二種電気工事士、
その次に、工事担任者、
さらに、電気通信主任技術者、
と、一体全体何を目指していたのでしょうね(^^;
なので、一応、簡単な電気工事なら、今でもできます。
はい、
でも、まだ弁理士との接点はまったく見えてきませんね(^^;
次回、本シリーズの最終回です。
電気系資格と弁理士との接点とは?
お楽しみに~(@^^)/~~~